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8月27日 理科実験教室

今日のイベントは理科実験教室です。今月は「エアインチョコ作り」と「氷砂糖を発光させる」実験に挑戦しました。
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皆さんはエアインチョコはご存知でしょうか。カプリコやエアロといったような軽い食感のチョコレートのことです。用意するものはチョコレートと食用の重曹のみ。まずチョコレートを湯銭で溶かします。みんなで交代しながら順番に作業をしました。
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次に水で溶かした重曹をチョコレートに加えて、まんべんなくまぜます。よく混ざったら、型に入れて電子レンジで1分程チン♪ここでチョコレートに気泡が出てきていなければ、数十秒ずつ様子を見ながらさらに温めます。「出てきた?」「もうちょっとかな?」とみんな電子レンジに釘づけです。しばらくすると型に入れたチョコレートが先程よりじゃっかんふくらみ始めました。
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「おお!すごい!」とチョコレートの変化にびっくりしていましたね。粗熱を取ったら冷蔵庫へ入れて固まるまで待ちます。待っている間におやつを食べ、次の実験へうつりました。氷砂糖を発光させる実験です。ただの氷砂糖がどうやって発光できるのか、とても不思議ですよね。

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 暗くした部屋で、氷砂糖をペンチではさんでつぶしてみます。うまくいけば、氷砂糖がつぶれる瞬間に白い光が見えます。これは氷砂糖の結晶が強い力で壊され、元の状態に戻ろうとするときに見られる現象です。難しい言葉で、「摩擦ルミネセンス」と呼ばれています。氷砂糖をつぶすと、必ず光が見えるわけではありません。
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氷砂糖の大きさや硬さ、透明度などにより、光が見えやすいものとそうでないものがあるようです。ペンチのはさむ部分にちょうど収まるくらいか、それより小さい大きさで、透明な感じのする氷砂糖が発光しやすいといわれています。ペンチの扱いには十分に気を付けるようお願いし、部屋を暗くして実験スタート。パチンッパチンッと氷砂糖が割れる音はしますが、「先生、光らないよ~」とうまくいかないようです。
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「今光った!?」「勘違いじゃない?」と光ったように見える子とそうでない子がいました。砂糖を透明にするために水にさらしてパチンッ…光りません。30分程粘りましたが、はっきりと光ることはありませんでした。片付けをして、みんなで作ったチョコの試食!「おいし~!」「エアロみたい!」とこちらは大成功でした。2、3回おかわりもして、最後はみんな笑顔で実験を終わらすことができました♪


by zippykids | 2015-08-27 13:11