2016年 08月 30日
【落語の会】8月29日三遊亭鳳笑先生のお話会
子供向けのお話をしてもらいました。
荒川店の二階に高座を設け、全店舗集合し、通路を挟んで座りました。
「テケ、テン、テン、テン・…・♪」音楽とともに鳳笑さんの登場です。
子供達は「何だろう・・・・着物来た人が何するんだろう・・・」という感じで、
あっけにとられて見上げていました。
ワサワサと落ち着かない感じではじまりました。
「皆さん落語というのを知っていますか?」「聞いたことある!」「知ってるよ~」「知らな~い」
反応は様々でしたが、まずは落語の事を話してくれました。
「落語とは落ちる言語の語と書いて、話の落ちがあるという事でして、こんな話があります。」
「ある人が猫を飼うことになりまして~その猫に強い名前を付けようと、虎と名付けたところ。
おい、虎は竜には勝てないんだとさ。」
「じゃ、竜という名前にするとしよう。でも、竜は雲がないと登れないから、雲の方が強いんじゃないか?それじゃ、雲という名前にしよう。」
この様にして、雲→風→壁→ネズミ→猫。と結局飼い猫の名前は『猫』になったお話。
子供達は一緒になって、動物の名を口々に言っては笑っていました。
なんだか、コツがわかってきたぞ!
大きないい声で話してくれる度に、話にのめりこんでいく子もいました。
同じフレーズが何度も出てくるので、1年生は落ち着きがなくなってしまう子も
中には出てきましたが、
高学年は、やはり落ち着いて楽しんで聞いていました。
この後、『白髪の老人と鶴の話』『寿限無』の演目をやってもらいました。
これは皆知っているお話でしたが、
教科書とは少し違った最後の落ちに、大笑いでした。
1時間お話だけで、座っていられるか心配でしたが、最後は自由なカッコでお話を楽しんでいました。寄席に行かずにして、落語を楽しむこんな機会も、子供達にはきっと良い体験になっていると思います♪