2016年 10月 18日
【理科実験教室】10月18日アルコール寒剤で凍らせてみよう
今回の実験は「超低温液で色々なものを凍らす」ことに挑戦です。
用意するものはドライアイスと無水エタノール。
まず、みんなに無水エタノールがどんなものなのか説明しました。
前の子に少しだけ匂いを嗅いでもらうと「あ、消毒の匂い!!」
そうですね、予防注射などの時に最初に肌を拭くあの消毒剤です。
冷蔵庫のお掃除にも使ったりするのに良いそうですが、
今日はその無水エタノールの中にドライアイスを入れます。
いったい何度になるのでしょうか。「つめたそ~こわいな~」
ドライアイスの温度は最高-79℃です。実は、無水エタノールを入れても
さらに冷たくなるわけではありません。ドライアイスは固体なので、
実験するにあたって、冷却水として液体が必要なのです。
この液に色んな物を入れて凍らせてみます。
今日凍らせてみる材料は『マシュマロ』『輪ゴム』『ハイちゅう』
『セロファン』『葉っぱ』『消しゴム』『マヨネーズ』『ソース』等です。
3つのグループに分かれて、竹串にさして子供達の手でやってもらいました。
「最初は俺がやる!!マシュマロから…」
各グループで話し合って決めました。
「わあ、何マヨネーズ、クルクルしていて凄いよ見て見て!!」「ハイちゅうが割れた!!」
「葉っぱがパリパリになっちゃた~!!」物質によって固まり方も違いました。
その他にも、キャンディの包み紙(ビニールのもの)は葉っぱの時と同様に手で粉々になりました。
何でも固まるかと思い、新聞紙を漬けてみましたが、ただ濡れただけで固まることはありませんでした。
最後には番外編で「ドライアイスに洗剤を入れるとどうなるか」
というのをみんなに見てもらいました。
予めコップの淵に洗剤を付けておき、ドライアイスと洗剤を入れると泡を作りながらぶくぶくとして、
コップの淵のところまでくると泡の膜を張ってドライアイスの煙を閉じ込めることができます。
不思議な光景にみんなも言葉を失っていました。泡をつぶすと白い煙がはじけ出てくるのが楽しく、
いつまでも見ていました。♪