本日のイベントは『理科実験教室』です。モーターのしくみが見える『クリップモーターを回してみよう』です。
コイルの回る様子を見たり、自分で回したりしました。せん風機やドライヤー,ミニ四駆など,電気の力で物を回すモーターは,とても身近なところで使われています。電気でどうして物が回るのか,見てもらいました。準備物は,① 単三の乾電池②クリップ(2個)③ こげ茶色のエナメル線 (10cm)④磁石⑤紙ヤスリ⑥ビニールテープを使って簡単なクリップモーターを作っておきました。この自主製作実験は5,6、年対象なので今回は先生が作っておきました。今までも作ってきたモーターで動く車やロボットなどの基本なので応用できると楽しいですね。コイルが回るのは,電流が流れているコイルが磁石と同じ力を持つようになって,その力と磁石の作っている力がはたらきあうためです。(磁石がくっついたりはなれたりする力と基 本的に同じです。) コイルが動く方向は,電流の向きで決まります。( 「フレミングの左手の法則 」) コイルが半回転して上下さかさまになるとコイルに流れる電流が反対になって,コイルは 逆の方向に回ろうとして止まってしまいます。「動かしてみたら?」「ほら、動いたよ」「わぁ、回ってる、回ってる。」「私にもやらせて」狭い机で数人ずつですが見てもらいました。うまく回ると感動ものです。「止まっちゃったよ。」
「どうしたら回る?」コイルや磁石の位置を少しずらしてみると、ちょっとしたことがきっかけになって回りだします。英語の時間や宿題、通室の時間に合わせてグループで行った実験でしたが「今度は自分で作ってみたいな」「すぐ止まっちゃって嫌だった。」「僕がやったら、くるくる回って嬉しかった」など感想が聞けました♪